好きな写真家さんについて。Yuki Ueda。
みなさんの趣味はなんですか?
音楽,読書,食事にスポーツetc...たくさんあると思います!ぼくも、浅〜く広〜く、人に誇れるほどのレベルではありませんがあります。
その中でもこの数年は、周囲の影響から写真を撮ること・観ることが大好きです。(使用機材や写真などはまた後日、紹介出来たらなと思います。)そんな中で出会った(ここちらが勝手に出会ってる)ある写真家さんについて、今回は紹介できたらと思います!それでは!!!
名前: 上田優紀 さん(Yuki Ueda)
1988年生まれ,和歌山出身の写真家さんです。自然の風景を主に撮影されているそうです。
インスタグラム:
https://instagram.com/photographer_yukiueda?igshid=1ozr99bhlp4da
ぼくは、周囲の影響からカメラで写真を撮るようになってから、SNSでプロからアマチュアの方まで、写真を観ることが日課のようになりました。
そんなある日、ふと一枚の写真が目に飛び込んできたのです。
撮りたいもの、行きたい場所、見たい風景がこの世界には溢れている。
— 上田優紀 / 写真家 (@nature_yukiueda) 2021年1月3日
有限の人生の中で無限に思えるこの美しい世界を伝えなくてはいけないから僕に休んでいる暇ななどないのです。 pic.twitter.com/CjOmblzAYK
「こんな写真今まで観たことがない。」鳥肌が立ち、ゾワゾワとました。胸騒ぎのような不思議な感覚がした事を、今でも覚えています。
自然風景を撮影される写真家の方は何名もいらっしゃいますが、8000m級の山岳を自ら登って撮影する方はそうそう居ません。(8000m級の山に登って無事に帰ってくる精神力,体力,技術など求められるハードルが高いため)
そんな上田さんが、昨年に写真集【MANASULU】を発売された事を知り購入を決意...するも既に売り切れ。。。
そんな落ち込んでいるぼくに朗報が!日テレで毎週日曜の朝に放送されている『シューイチ』に出演された影響からか、なんと増刷が!歓喜です!感謝します神様!!!そして手元に届いたのがこちら。
中を開いて見せられないのが惜しい!しかし、ご心配なく。上に貼ってあります、InstagramやTwitterにて、作品を一部投稿されておりますのでそちらからも楽しんでいただけたらと。けど、出来ればぜひ、写真集を購入してその凄さ,感動を感じて欲しいです!!!
ちなみにMANASULU(以下:マナスル)とはネパールに鎮座する標高8163mの山のことです。世界に14座しかない8000m峰のひとつ。サンスクリット語では「聖霊の山」という意味だそうです。
この標高では、生物が生きることなど不可能。昔の人の言葉選びには、現代人はかなわないのでは?と時々思います。
ページを一枚めくるごとに、ぼくもこれから実際に、マナスルを一緒に登って行くかのような感覚に襲われます。
湿った空気と緑の青い香り。
進んで行くと吹き付ける冷たい風。
一面の銀世界と曝け出された岩肌。 照りつける太陽。
見下ろす雲海。薄くて吐きそうになりながら、震える足を進めなくてはならないクレバスの数々。
上田さんいわく、標高が高くなると『次第に空は宇宙を抱えて青を凝縮したような濃紺へと色を変えていった。』そうです。
まさに極限の環境。とてもじゃないですが、ぼくは真似出来ません。
この写真集を買って良かったと心から思いました。上田さんがぼくたちの代わりに、まだ見ぬ世界を写真に収めて観せてくれている。そう思います。
この写真集に書かれている言葉にはこんなことが書いてありました。
『標高8000m、デスゾーンと呼ばれる領域に入った。半分意識もないまま死の世界を歩き続ける。まるで命を燃料にして歩いている感覚になる。刻一刻と間違いのない死に近づきながら「生きている」ことを強く感じていた。』
ものすごい世界観。しかし、ページをめくるたびに、それが冗談などではないことを肌でビリビリと感じる世界観。
上田さんの挑戦をこれからも追いかけていきたい。挑戦の際はクラウドファンディングを通じて資金援助などもできるそうなので、次はぼくも、わずかばかりになりそうですが、参加したいなと。見たことの無い世界を見るために。上田さんに託して。
素晴らしい世界を紹介してくれて、ありがとうございます!!!